【造作編⑤空調ダクト問題解決】中古マンションリノベーション M様邸
はい!現場では紆余曲折ありましたダクト問題の解決策をスパッとご紹介いたします!!
まずはこちらの課題から。
課題1、両ダクトとも、ウォークインクローゼットが間に挟まることになる。ウォークインの換気扇の取り付けは奥様のご希望。キッチンダクト側は匂い・お風呂ダクト側は湿気を共有しないように処理しなければならない。
この問題の解決策は意外と簡単でございます。
取り付ける換気扇をこういうタイプのものにするだけです。
弁がついているタイプの換気扇。
この弁、めちゃくちゃ軽くて、換気扇をまわすと、
パかっと開いて
換気扇を止めると、
ぱたんと閉まる
まぁ、弁ってそういうもんなんですけど、、、。www
課題の、
キッチンダクト側は匂い・お風呂ダクト側は湿気を共有しないように処理しなければならない
この問題をきちんと解決してくれます。
しかし、M様邸では、この時に予備費を使って対応することが一つ生じました。
M様邸リノベでは、トイレの位置だけは変更がなく、トイレ内の換気扇に手を付ける予定はありませんでした。
しかし、トイレ内の換気扇は弁のない旧式のもの。
このままいくと、お風呂の換気による湿気をトイレで共有してしまうかもしれないために、
予備費を使って換気扇を新しいものに変える施工をさせていただきました。
ほんとにやる必要あったの??
という声も聞こえてきそうですが、、、
これ、きちんと対策しておかないと後悔先に立たずです。。。
部分的なリフォームを考えてらっしゃる方、特に注意して考えてみてください!
これで課題1については全部クリア!!
次、課題2について
キッチンの位置が黄矢印側になることによって、大きい梁の下をダクトが通ることになり、キッチンが異常に低くなる。
この課題の解決策はこちら!
左側に見える逆L型の白い箱状の
特注のダクトを作成して取り付けています。
画面下の赤いラインは、普通にダクトをつないでしまったらここまで低くなってしまっていたラインです。
いやいやダクトの穴貫通させてしまえばええやん!!
という突っ込みは、、、もう皆さんご存じの通り
マンションの構造規約上の問題で、そんなこと出来ないルールになっているのです。
これで、キッチンの換気扇もきちんと高さをとれているので、、、
ダクト問題もクリア!!
次回から、内装仕上げ編へ参ります!!もういよいよ大詰めか!?
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