『こんな事情があるんだよシリーズ⑦』~足の裏焼ける!!屋根上の靴事情~
当然のことながら、職人の現場にも、さまざまな現場の苦労がございます。
「こんな事情があるんだよシリーズ」
では、現場の事情をお伝えし、
作業の「難しさや大変さを広く知っていただきたい」を
目的とした内容となっております!
さて、今回は第7段!
『足の裏焼ける!!屋根上での靴事情!!』
がテーマでございます。
以前ブログで、夏場の屋根の表面温度が80度を超える。という情報をお伝えさせていただいたのですが、
今回はそれに関連する情報です。
屋根には当然、傾きがついていて、滑り止めが施されている専用の靴ではないと、簡単に滑ります。
長年に渡って吹き上がった砂や、劣化して風化した表面の細かなゴミが、
靴のグリップ力を奪い、
本当に注意して歩かないと普通にズルッと滑ります。
これまで塗装課の職人たちが履いていた靴はこちらでした。
日進ゴムさんの「たびぐつ」です。
画質が粗くて申し訳ないですが、足裏のゴム形状が特殊ですべりにくく、
建設現場のどんなシーンでもオールマイティに活躍してくれる
そんな便利な、「使える相棒」だったわけです。
が
屋根の上だけでは、真夏日に大問題が。
そう。屋根の上で5分もすると。この相棒。
「あぁぁぁああーーーーもうだめ!」
と言わんばかりに、
屋根の表面の熱を、直火で通し始めます。
現代まで、屋根の上で作業をしていた職人さんたちは、本当に苦労の絶えない日々であったでしょう。
しかし、そんな屋根の上での足裏事情(ニッチ中のニッチですが、職人にとっては死活問題)に朗報が。
2年ほど前に発見した、日進ゴムさんが新作。
その名も、
HiperV屋根プロ2
こいつの登場によって、ついに終止符が打たれます。
足裏のグリップ力を高めた上に、熱くない!!
熱に強いので、ゴムが溶けにくい!!
という特徴(当社職人比w)を兼ね備えた、
まさに救世主!!
一時は売り切れて、ほしいサイズが手に入らないことや、
アマゾンでは1500円以上の価格差が生じていたりと、
いうくらいの品薄具合でしたが、
今は価格も安定しています。
それ以来、
ウチの靴はこれ一本!!
今日も複数現場の職人たちの命を載せて、
足裏も守ってくれています!!
ありがとう日進ゴム!!まさに日進月歩!!
Hiper屋根プロ3の発売を、心からお待ち申し上げております!!
いつも僕のブログをチェック(監査?)してくれている、
課長英光氏が、
ふぅー。今日もいいブログが書けたぜ。。。
と思っている筆者の後ろから声をかけてくる気がします。
「熱いのは足裏だけじゃないんですけどね??」
「足裏だけじゃないんですけどね??」
「だけじゃないんですけどね??」
「じゃないんですけどね??」
全国の職人さんたちに、もっと技術革新を!!
本日も、ごあんぜんに!!
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