『こんな事情があるんだよシリーズ④』~夏場の屋根作業~
どんなお仕事にも、「一般の人にはなかなか想像しにくい現場の苦労」というものがあると思います。
当然のことながら、職人の現場にも、さまざまな現場の苦労がございます。
「こんな事情があるんだよシリーズ」
では、現場の事情をお伝えし、
作業の「難しさや大変さを広く知っていただきたい」を
目的とした内容となっております!
いやぁ、、、スマホの進化が著しく、
スマホから毎朝アラーム代わりに好きな音楽が鳴り、
それを止めると、今日の気温、スケジュール、ニュースを語り出してくれる。。。
ほんと、自分にはもったいないくらいの秘書官です。
そんな彼(彼女?)が日々教えてくれる、「今日の気温」。
今日の最高気温は、、、から始まる数値が、
24,25、26,27、、、と日々上がってゆく様を感じ、、、
今年も来たか。アッツイ季節が!!
と日々感じる毎日ですが、
到来を感じるだけでは済まないのが、職人の世界。
暑い、、、いや、熱いわぁーーーーーーーーーーーーーーーー!!

という感情と戦う日々になるのです。
というのも、夏場ともなると、屋根の表面温度は80度を超えるくらいまで上昇します。
立ち上がって来る熱気、遮るもののない直射日光のダブルパンチで、
上半身は、約50度の空間にさらされることになります。
もうホントに熱く(誤字ではありません。アツイの漢字はこちらでいきます汗)、
僕みたいな素人が屋根の上へ上がると、15分とそこにいられません。
いるだけで汗が吹き出す環境の中、
中腰で作業を続け、
しかもダメ押しの、
板金作業。
板金とは、屋根のこちらの部分で、

もちろん金属ですので、
温度上昇に容赦がありません。
本気で目玉焼きが焼ける、
完全無欠の熱さです。
そんな夏場。職人はみんな飲み物を自分で用意するも、水はすぐ温水に変わり、
凍らせて持ってきても、お昼までしかもちません。
弊社は昨年から、真夏日の現金支給制度をスタートし、
毎朝1000円を各職人に現金支給し、
現場近くのコンビニや自販機で、
自由に水分補給ができるようにしています。
今回は、屋根上での作業にまつわる、
夏場のこんな事情があるんだよシリーズをお送りいたしました!!
体調管理に気を付けながら、弊社だけでなく全国の職人さん方も、
ご安全に!!(職人の世界の挨拶です)
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