『こんな事情があるんだよシリーズ⑨』~ヘルメット大事! 現場ごとの足場の高さの違い~
どんなお仕事にも、そのお仕事ならではの苦労があると思います。
当然のことながら、職人の現場にも、さまざまな現場の苦労がございます。
「こんな事情があるんだよシリーズ」
では、建設現場の事情をお伝えし、
作業の「難しさや大変さを広く知っていただきたい」を
目的とした内容となっております!
さて、今回は第9段!
~ヘルメット大事! 現場ごとの足場の高さの違い~
がテーマでございます。
ちょっと前に、弊社のヘルメットを一新し、
全員共通の、会社マークを印刷したヘルメットに統一しました!!
アルバイトや内勤スタッフも含めると、やはり結構な数になりますね。。。
現場のケガリスクに関しては、
「認知できている危険」と、「認知できていない危険」
をしっかり線引きして対策を講じる必要があります。
認知できていない危険の最たるものが何か??
というと、ずばり「足場の天井の高さ」!!
筆者もごくまれに、現場をみにいくことがあるのですが、、、
まーーーーーぶつける。
アタマをゴチン。
その度に、
「ヘルメットありがとう」
とココロの中で感謝しております。
当然、筆者がド素人だからという理由もあるのですが、
多分素人だろうと玄人だろうと、
ぶつけるときはぶつけてる。
(・・・はず。)
なんでこんなにぶつけるのか??
答えは簡単。
足場の高さが現場によって違うから。
いや、足場材は、高さが決まっていて、普通に設置していれば、
高さは一定のはずですよ!!
という反論の声が聞こえてきそうですが、、、
一般住宅の外壁塗装では、要所要所で、高さを変えています。
なぜかというと、足場の設置の目的の一つに、
「塗りやすい高さに設置してもらうこと」
が入るからです。
新築現場の足場の設置の場合は、基本的にぐるりと足場の高さは全部一緒。
しかし、外壁塗装の現場の場合は、
「手が届かない場所に足場を設置したら意味がナイ。」
という観点が入るため、
現場によって高さが違う箇所が入り込むわけです。
コイツが厄介なのです。
これこそ、塗装課の現場事情。
改善されるにはかなりの手間が発生することになるため、
スタッフの注意レベルを上げて気を付けることが大切。
足場材は、当然のごとく金属性。
超・高反発の材質。
立ち上がるくらいの速度でも、
頭蓋にはそこそこのダメージが。。。
のろのろと歩くスピードでも、
おでこにはくっきりとアザが残ります。。。
そんな中、てきぱき動く職人たち。
ヘルメットよ!!どうか職人たちを守り給え!!
そして願わくば、
ヘルメットがあってよかった!と思う出来ことが、起こりませんように!!
今日も全国の職人さん達、どうかどうか
ごあんぜんに!!
(女性スタッフにより、安全祈願を込めて、名前と血液型シールの貼り付け作業を行いました)
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